2019年4月10日水曜日

5GのVDI時代


今の時代、営業なら会社携帯は持っているだろう。これに内線を別に持つのではなく、仕事は全てこれで行っているところも多いのではないだろうか。出張が全くない内勤が少々いたとしても、もはや内線を会社携帯と別に持つよりも、トータルでは全部携帯にした方が安い時代だろう。

これと同じことが、社用PCにも言えるのではないだろうか。オフィスに有線LAN/無線LANを整備するのではなく、5GのVDIやリモートデスクトップで全部つなげてしまう方が、トータルコストでは低いのではないか、ということだ。

営業がPCやタブレットを用いているところも多いだろう。そういうところはもうVPNで社内システムに繋いでいるはずだ。そういう人が多数いる前提で、わざわざ社内にLANを這わせメンテするコストよりも、全部5G+VPNにしてしまった方がシンプルだし安い、というわけだ。

こうなると、社内にサーバーを立てる意味も無く、AWSに全部乗っけてしまえ、ということも考えられる。そうすると、社内のハードウェアとの接続、例えばスキャナやプリンタ、工場のIoTなども、そういう方向性になるのではないか。IoTは全部LPWAになるとか、プリンタも5Gが乗っている、などだ。

そうなれば、G Suiteのような仕掛けの導入も有用である。であれば、そのままGoogle CloudとG Suiteにしてしまう、ということは、面倒がなくてよい。Amazonにはこういう仕掛けが無いので、MSやGoogleがここで逆転する可能性はある。

今のところLTE内蔵のChromebookは殆どないが、5Gを契機にこれが増えてくるということも、考えられるのではないだろうか。

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