2019年4月24日水曜日

シーリングライトコンセントだらけ


過去、何回か提案してきたように、シーリングライトを活用して様々な機能を提供するのは有望だ。ここに来て、これを実証するかのような機器が登場している。ひとつは「popIn Aladdin」で、これはシーリングライトにプロジェクタを内蔵したもの。もうひとつは「シャープのシーリングライト一体型空気清浄機」だ。

規格化なども提案しているが、もしかしたらこれは適切ではなくて、シーリングライトコンセント自体をただ多数設置することのみを推進すればよいのかもしれない、と思い始めた。シーリングライトコンセントはシーリングライトのためだけではなく、ただ天井に機器を設置し且つ固定するためだけに存在する、と考えるなら、空気清浄機もプロジェクタも、単独で存在していて良いはずだ。

他に考えられるものとしては、小型プロジェクタ多数(ポップアップなどで、カレンダー、インターフォン、緊急地震速報、テレビ電話などを表示するもの)、スマートスピーカー、リモコン、ガスセンサ(都市ガス用、環境モニタ用)、監視カメラ(防犯防災)、人感センサ(転倒・急病等通知)、スポットライト、電源(壁コンセント代替)、リフト(自動昇降棚)などがある。

シーリングライトはある程度の重さのものを吊るす強度が確保されているから、それさえ守れば色々な応用が可能である。空気清浄機などは床に置くと邪魔になるから、天井にあることは有用だ。これからはもっと天井を使うことを考えてもよい時代ではないか。そのためにはシーリングライトコンセントというのは重要な位置付けになるような気がする。

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