2019年4月12日金曜日

マイナンバーカードと献血手帳


マイナンバーカードを保険証として使えるようにする動きがあるそうだ。だが個人的な意見を言わせてもらうならば、献血手帳との連動を急ぐべきだと思う。

その理由は簡単だ。本人が怪我をして輸血が必要な時、また希少な血液型の人を迅速に探し出したいとき、マイナンバーとの紐付けは有用だからだ。

そんなこと言ったら何だってそうじゃん、というのはその通りだ。だが、そもそも保険証として使おうとするのはなぜか。医療健康というのは個人情報であるが、何でも隠せばよいというものではなく、病院や薬剤師の間では連携が望まれるものだからではないだろうか。であれば、献血手帳や臓器提供意思カードなど医療に関連するものなら、その可能性はあってよいと思う。

今の保険証の動きは、マイナンバーカードをもっと使ってもらうため、という不純な動機なので、こうなってしまうのだろう。国民の利便性を考えるなら、保険証だけでなく、もっと色々なものを一挙に載せるべきなのだ。そうしないと、医療機関側でもICカードリーダーやPCを導入しようとする動機が弱く、結局普及しなくなる可能性が高い。

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