2019年4月13日土曜日

所得格差は知的格差か


http://bunshun.jp/articles/-/10714

日本人の3分の1は日本語が読めない、但しそれでも世界の中では上位、とのこと。この記事の最後のほうでは、所得格差は知識(知恵)の差である可能性が示唆されている。

最近強く思うようになったのは、普段は知的レベルが揃っている人たちとしか会話しない、また他人と会話するときは雑談しかしないから気付かないけれども、世の中の人たちの知的レベルの分布というのは、思っている以上に開きがあるのではないか、ということだ。

小学4年の読解力がない人を働かせようと思えば、働かせる方もかなり苦労するはずだ。その手順を小学校4年生でも理解できるように分解し、マニュアルを作らなければならないし、高度な判断が一切できないのであれば、その都度マネージャーが出てこなくてはならない。それが知的レベル上位1/3の仕事だ、というのでは、才能の無駄遣いだ。AIにさせた方が早い。

知的レベルの格差が所得格差に繋がること自体は仕方が無いことではないだろうか。その差が、生きていくのに支障があるほどであるのであれば別の意味で問題だが、これはある意味生存競争であり、淘汰であると言えるのではないか。

そう考えると、知的レベル下位1/3の人たちを無理に働かせるのではなく、生活保護にしてしまった方が話が早いかもしれない。その人たちに与える仕事は、社会全体で見れば毒にも薬にもならないようなことだが、見た目のやりがいはあるようなもので、日々楽しく生きてくれれば良い、というようなものだ。但し子供は作りづらいような制度にする。緩い自然淘汰だ。

結構恐ろしい未来だが、そんなに非現実的とも思えない。それもまた恐ろしい。

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