2019年4月5日金曜日

通報初動システム


110、118、119通報をしてきた相手がスマホだった場合、そのスマホを通じた情報提供が可能となるシステムを考えてみた。
  1. 通報を受け付け、局側が操作すると、以後切断するまで通信料・通話料が局持ちになる。
  2. GPS情報が以後定期的に局に通知される。
  3. テレビ電話が自動でONになる。この際、外向きカメラと内向きカメラは両方ONになる。映像は自動で局側に記録される。
  4. 通報者は、オペレーターの指示に従って、状況を動画で送る。
  5. GPSの情報を基に、局側はドローンを飛ばす。ドローンが到着したら、以後は状況通信はドローンが引き継ぐ。(ドローンがある場合)
  6. GPSの情報を基に、局側は人を派遣する。人が到着したら、以後は状況通信は人が引き継ぐ。ここで通報者はお役御免となる。
  7. 映像はリアルタイムで関係者に共有される。警察、病院などだ。
それが交通事故だった場合、被害者の怪我の程度や身元の確認などをできる範囲で行えれば、それだけ迅速な処理ができる。例えば車ならナンバープレートを撮影するように依頼すると、そこから車両情報が検索できる。身分証明書の類が提示可能ならそれを映せばよい。携帯電話を持っているならそこから110番すれば、電話番号が分かる。そこから契約者を割り出すことも可能だ。怪我の程度を撮影すれば、受け入れ先病院の判断材料にもなる。

このシステムは、主なキャリアがデフォルトでスマホに入れておいても良いのではないか、と思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿:

ダイナミック租税とその指標

今の法律では、税率は一定の計算式で表されるが、そのパラメータは固定である。需要と供給のバランスによって商品の価格を変えるダイナミックプライシングというのがあるが、あれを租税にも適用してはどうかと考えてみた。 納税者の声をベースにして様々な租税や補助金を自動調節して、どこか一箇所...

人気の投稿: