2016年11月26日土曜日

iSeeQVault

SeeQVaultというのはSDカードなどで使える著作権保護技術のことだ。細かいことはさておくとして、例えばSDカードに動画データを保存しておくと、その動画が再生できる。別のSDカードにデータをコピーしても、そちらは使えない。

Googleの新スマートフォンPixelにおいて、Googleフォトのオンライン動画容量制限がなくなるサービスが提供される、という情報が入ってきた。そこで思いついたのだが、SeeQVaultの「メディア固有ID」をGoogle IDと紐付けてやれば、つまりはそのGoogle IDでログインしている限りは、そのメディアが再生できる、というサービスを提供してやったらどうだろうか。

別にGoogleフォトでなくても良いのだが、要は大容量オンラインストレージを提供しているサービスにおいて、そのライセンスIDと紐付けた著作権保護動画データを保存できるサービスだ。そのIDで見ること、共有を許さないこと、という条件さえ守れば、自由に見ることができる。端末側に専用の再生ソフト(ないしはWebプラグイン)が必要でも構わない。そのID内でのコピーは自由で、ID間やローカルへのコピーは不可(コピー自体ができても閲覧できない)。またローカルから一度アップすると、ローカルは見れなくなる。もちろんそのリンクはSeeQVaultの範囲で行う。

SeeQVaultの大きな欠点は、専用のSDカードが必要なこと、またSDカードをやり取りする必要があること、対応機器が少なく、場合によって専用のリーダーライターをかます必要があったことだ。一度家に帰らなければ続きを見れないし、コピー自体にも時間が掛かる。

市販のチューナーやレコーダーなどをオンライン接続してGoogle IDでログインしておき、動画を直接オンラインストレージに落とすようなことをやってくれれば、この手間は省けるし、機器毎の(ハード的な)余計な対応も必要ない。

オンラインストレージベンダとしては迷惑千万かも知れないが、有料なら如何だろうか。
 
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