店内をカメラやセンサで認識し、棚から取った商品を自動的に認識することでレジに並ばずに商品が買える、というもの。どのようにセンシングしているのか、細かいところが不明だが、精度の問題さえクリアすれば画期的な経験が得られる。類似の技術を使えば、いわゆる支払窓口のようなものは全て廃止できる。
レベルは全く違うが、ダイナースクラブのサービスで「サインレス・スタイル」というのがある。予約時に指定することで、カードの提示がなくとも、本人がいなくとも、支払をカードで決済してしまう、というものだ。レストランに行って、予約の名前を言って、食べて、そのまま帰ってよい。ある意味、究極のサービスだ。
考えてみれば、類似のことは色々と可能なはずだ。レストランの例で言えば、予約しなくてもカードを最初に渡して一言言えば、食べ終わったら勝手に出てよいようにしても問題ないはずだ。また、病院において、診察を受けてしまえばそのまま帰り、近くの薬局に着くまでに電子処方箋を送ってもらう、ということも考えられる。
もちろんその直後に、電子メールやプッシュ通知などで内容が確認できることが前提ではあるが、事前に登録することでその場のやり取りを省略することは、客にも店にもメリットがある。そしてここまでであれば、Amazonのような画像解析技術は必要ない。この手のサービスは今後普及してほしいと思う。
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