2016年12月15日木曜日
油潮汐力発電
波の力で海水から飲用水に浄化する画期的なソリューション「SAROS」を米大学が開発中
似たようなことを自分も考えたことがあるが、こちらは遥かに小規模だ。だが波の力は侮れないものがある。これは浄水だが、波力発電というのもある。波の力はもっと活用してもよいのではないだろうか。
波力発電や潮汐力発電などが普及しない理由のひとつは、海水と電気器具の相性が悪いからだ。つまりは潮風に晒されて漏電や錆を発生したり、機器にフジツボなどが付着して故障の原因となるので、定期的に掃除をしなければならない。つまり、耐用年数が短かったり、メンテナンスのコストが高かったりするわけだ。
これを解決するのに、潮汐の力だけ貰って海水は遮断するのはどうだろう、と考えてみた。例えば、油は海水より軽く、混ざらない。海岸に、底が開いているが油の厚さだけは確保できるような囲いを作っておく。この内側は、油のプール(但し底抜け)のような状態になる。満潮になると、潮汐力によって油が押し上げられる。これを誘導して発電機を廻してやる。干潮になると海水は引き、油が戻るので、これで再度発電する。
発電機に触れるのは油なので、メンテナンスは楽なはずだ。また、パイプで誘導してやればよいので、発電所を内陸に造って塩害を抑えることも可能である。もし海水の汚染が心配なら、底にビニールシートでも敷いておけばよい。プールでなく船にしてしまうことも可能だ。この場合でも、フジツボが着いても問題ない。パイプで誘導する前提なら、沖合いに排水量何万トンの廃タンカーでも置いておけばよいことになる。
欠点らしい欠点と言えば、満潮干潮の間に空白の時間が生じることくらいだが、これも数台を並列に繋いで傾きを調整すれば無視できる。後は効率だが、日本はあまり干満の差がなく、潮汐発電はそもそも厳しいようだ。また、大電力を発電するには大量の油、つまり大面積の敷地が必要である。既にある港に併設するのは困難だろう。
日本の海岸には活用が難しいところもある。崖になっているようなところがそうだが、こういうところなら作りやすいかもしれない。
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