http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
持続可能な開発目標
- あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
- 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
- あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
- .すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
- ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
- すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
- すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
- .包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
- 強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
- 各国内及び各国間の不平等を是正する
- 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
- 持続可能な生産消費形態を確保する
- 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
- 持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
- 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
- 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
- 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
長々と書かれてはいるが、①地球規模での持続性(エネルギー、一次産業など)維持、②(人間の)地球規模での不平等と貧困の撲滅、と整理できるのではないだろうか。こうなると答は簡単で、①石油消費量(生産量)制限とエネルギー転換(自然エネルギー等)、②資本主義・自由主義から社会主義・全体主義への思想転換、となる。これらは何れも「大きい政府」でないとできない。しかも単独の国家では不可能で、全世界が協調して推進しなければならない。
先進国たる北米、欧州、日本は何れも自由主義国家であり、これらが世界政府的な「大きい政府」を樹立できなければ、為し得ないことだ。また中国・ロシアなど社会主義国家と言えども自国が第一であり、協力は簡単には得られないだろう。現状では条約レベルでしかできることがなく、抜け漏れは多い。だから、これを実現することはほぼ不可能だ。目の前にいくら危機感が高まろうとも、自分は最後でいい、相手が対応するべきだ、という国家はなくならない。
これが起こる可能性は、二つある。
- 圧倒的な軍事力を持つ宇宙人による侵略、征服に続き、その宇宙人に強制される
- 第三次世界大戦、しかも核によって主要先進国が瞬時に滅亡に近い状態になる
2.が持続性を生む理由は、船や飛行機、あるいは飛行場・港が多く破壊されることによって国際交易が大きく減り、また発電所も破壊されるだろうから連動して石油消費が減ること、またエネルギーを無駄遣いする先進国の人口が大きく減ることによる。だから決して望ましい結末ではないのだけれど、持続性自体は得られることになる。
となれば1.、つまり宇宙人の襲来を望むことこそが平和的な持続性の追及になるということになるのだが、この可能性は限りなくゼロに近く、悲嘆するしかない。
(3.世界征服を企む悪の秘密結社が世界を統一する)
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