2018年3月28日水曜日
パーソナルコミューターの安全策
別項で、自動運転の普及に伴う社会の変化を考えている。その中のひとつで、専用車両の開発、専用の運用形態、について取り上げてみる。
例えば、運転席は原則不要になるはずだ。また、乗降頻度が多く、街を走る台数が多く、・・・という形態に対して、今のセダン系よりもワンボックス系が増えるのではないか、軽自動車などの小型車が増えるのではないか、などはあり得ることだ。
その中でも、1~3人程度しか乗れない「パーソナルコミューター」の出現について、もっと真剣に検討してほしいものだと思う。4m道路に二台並んで走れる程度の幅、荷物は買い物かご程度、雨風はしのげ冷暖房はあり、速度は30km/h程度に制限、(指定要だが)ある程度大きな建物ならそのまま入って可、というのがその主なスペックだ。
目的は、近所へのちょっとしたお出かけだ。普段の買い物、塾通い、駅への通勤、ぶらっと本屋やコンビニへ行く、散歩、など等。自動運転だから降りたら車は戻せるし、乗りたくなったら呼び出して乗る。駐車スペースの心配は無用だ。
別稿では外形スペック統一の重要性を訴えているが、実際にはそう簡単には行くまい。むしろ法整備や道路整備の方が問題だ。こちらをまず考えなければならない。
これが高速道路に入れない(入れなくて良い)というのは合意だろう。問題は一般道路にどの程度入り込むのか、だ。小さいから当然耐衝撃性は弱く、こちらが速度を幾ら規制しても相手のスピードが速ければ危険は免れない。普通の自動運転車のようにセンサをゴリゴリに付けて、耐衝撃に分厚い装甲板やクッションを入れていては省スペースにならない。かといって一般道路全てを禁止にすれば殆ど意味がない。ヘルメット義務化もなんだか本末転倒だ。
ここで考えるのは、自動運転ならではのアイデアだ。衝突の直前検知機能、及び不可避の衝突に対する衝撃緩和運転だ。要するに、まずできるだけ相対衝突速度を軽減する、つまり「逃げる方向に動く」のと、当たる角度を調節する、つまり上手く力が逃げるような角度で当たること、更にはその「当たり所」としての大型可動(直前に大きくなって効果を倍増する)バンパー、これらを義務化する。
また、高速道路の他、自動車専用道路も不可にすると共に、交通量の多い(平均速度の速い)幹線道路でも新たに走行禁止にする(例えば40km以下道路のみ可)ような措置が必要になるかもしれない。
どうせ新しい交通法規は必要になるのだから、パーソナルコミューターが普及しやすくなるような規制緩和が起きてほしいものだと思う。
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