2018年3月9日金曜日

後部入れ替え型キャンピングカー


キャンピングカーのブームが続いている。個人的にも興味はあるが、今の仕様では買う気にならないのが実態だ。その理由は、車を2台3台と持つ余裕はないから1台で済ませたいが、その1台として使うには大きく重く、目立って使い勝手が悪いからだ。

ピックアップトラック型、トレーラー型も考えられるが、前者は普段がカッコ悪いし、後者は運転しにくくスペースが無駄になる。そこで考えるのが、合体分離型だ。

運転席とボンネット、及び床下は共通として、後席を用途に合わせて交換する、というのがその基本形だ。通常は4~6人乗りのやや大きめの乗用車として、キャンピングカーとして使いたいときは後部を外し、専用のユニットを接続するようにする。この場合は全長や高さが広がってもよい。トレーラーと大きく違うのは、一体化して中を行き来できるようにすることだ。

キャリア(前部)の構造は、「荷台がすごく低いトラック」のようになる。運転席助手席の後ろは無論開いている。また、後輪のすぐ内側にレールを設置しておく。後部ユニットは、救急車の担架のような跳ね上げ式の車輪を持っており、レールにはまってしまえば後は押し込むだけで収まるようにする。所定の位置に入ると金具などで締結する。前後のユニットの防水はシリコンパッキンで行うが、完璧な防水は困難なので、排水溝を設けておく。

車体強度や雨漏り、断熱などがどの程度できるかは未知数だ。また、空いたユニットは野ざらしにはできないし盗難の心配もあるから、オープンな駐車場ではなくガレージである必要はある。それでもこの形状には興味がある。どこかで実現してもらいたいものだ。

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