2018年12月26日水曜日

食べられる再帰性反射素材


https://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1155167.html

これには拍手。食べ物にプロジェクションマッピングをするというデモだが、これに使われているのは食べられる再帰性反射素材だ。

考えてみれば、最も単純な再帰性反射素材は透明な球体であれば何でもよい。つまり砂糖、寒天、塩、その他(磨けば)透明になる食材なら何でも良いわけだ。この記事ではキャラクターを動かしていたが、自分だったら「豪勢な料理を装う」のに使う。つまり、貧相な食事に豪勢な料理の絵を映して、つかの間の豪華気分を味わうわけだ。

この再帰性反射素材には味が付けられるから、こんなことも考えられる。
  • 宇宙船や僻地での食事に使う。
  • 長期保存可能だが無味乾燥な栄養食品(COMP的なもの)を大量ストック。
  • 3Dプリンタで好きな形にする。
  • 所望の味にする再帰性反射素材をまぶす。
  • プロジェクションマッピングで、その形と味の食材の映像を映しながら食べる。
まあプリントしてしまっても良いのだが、これなら動きも投影できるから、溢れる肉汁とか弾ける脂とかも表現できそうだ。

何だか本当に実現可能な気がしてきてヤバい。

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