2018年12月7日金曜日

宅配ドア


宅配で不便なことが二つある。配達される時間が分からず、その間は自宅にいなければいけないこと。また、宅配業者を装った強盗やストーカーの心配があることだ。この心配を排するためには、コンビニ取り置きにするか、宅配ボックスや玄関前置きを使うしかない。しかし前者は出かける必要があり、荷物が重いときはきつい。後者は、盗まれる心配があるし、留守であることがバレてしまい、防犯上厳しい。

そこで考えるのが、ドアを専用の「宅配ドア」に交換する提案である。仕掛けは簡単で、ドアの下半分の裏側が折りたたみ式の宅配ボックスになっていて、普段は折りたたんでおけば普通のドアと同じに使える。留守にするとき、あるいは居留守を使うときには、このボックスを展開すると、外側から開けられるドアが有効になり、宅配ボックスとして使えるわけだ。

日本の玄関ドアは外開きだから、ボックスを展開してもドアが開けられなくなることはないが、展開した宅配ボックスから室内に侵入されないためにも、外側からだけ出し入れできるように作った方が良いだろう。また同じ理由により、展開した状態でも頑丈に作る必要はある。しかし注意点としてはその程度で、どちらも難しいものではない。

ドアは少々高価になるが、例えば女性の一人暮らしなどでは非常に重要な付加価値になる。需要も相当に見込めるので、賃貸にもお勧めである。

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