2016年10月1日土曜日

Suicaウォッチ


腕時計、ないしはリストバンド型のSuicaが欲しいのだが、未だに出てこない。聞くところによると、JR東日本が興味を示さないためだという。

まあ、時計は左腕に付けるものだし(改札でのタッチは右側)、買い物より運賃の用途が圧倒的なのだから、分からないでもないのだが、電子マネーでの寡占の機会を逃してしまったとは思わないのだろうか。

他にもペンダント型、指輪型、バッジ型などと当初は騒がれていた。Edyにはそういう商品もあるが、こちらでは電車に乗れない。が、調べてみると、SuicaはEdyやnanacoなどに比べ、技術要件が厳しいらしい。

つまり、「タッチアンドゴー」ができる速さでの処理が必要なわけだ。これは買い物には不要な速度だから、納得もいく。チップが同じであっても、電波を確実に捉えて迅速に給電し、必要な処理速度を満たして通信するためには、それなりのアンテナが必要だし、形状の自由度も下がる。

リストバンド型にすると、電波を吸収する腕がすぐ近くに来てしまう。アンテナの大きさが確保できないことと併せて考えると、技術的に困難だということが分かる。

まあでも、Suicaが出てずいぶん経つ。本気でやろうと思って取り組めば、解決はできそうに思う。今からでも遅くはないからぜひやってほしいものだ。

Apple Watch Series 2で対応の噂があるようだが、上の考えで行くと望みは薄い気がする。逆に、もしここで実現すれば、後発が出てくる可能性が高まる。

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