2016年10月24日月曜日

人間の寿命は122歳まで

そういうタイトルの記事が出ていて、統計学的側面からはそれなりに説得力がある。だが、肝心の「なぜ」については科学的な示唆が殆どない。反論も読んだが、科学と言うよりは哲学だ。

DNAに刻み込まれている云々、というのはもう比喩にまでなってしまうほどポピュラーだが、高々4つの塩基の配列がなぜ生物の多様性を生んでいるのか、そもそもの理論は確立されていない。ここで言う「理論」とは、例えば物性からの合理性などだ。

だから、寿命がプログラミングされていたとしても不思議ではないが、逆に言えば解明できれば遺伝子操作で延ばすこともできるし、突然変異でできる可能性もある。別の研究では、既に解明され、無駄な部分だと思われていたところが、その組み合わせによって意味を持つことが新たに分かっている。解明される可能性はまだある。

一方で、DNA以外の要因による、例えば幼児期にローヤルゼリーを与えられたら女王蜂に、普通の蜂蜜なら働き蜂に、ということもあるかも知れない。こちらはビッグデータ解析で調査可能だ。トップランナー+摂動方式(要は遺伝的アルゴリズム)で少しづつ生活を改善していったら、何かしらの成果が出る可能性はある。

ただ、どちらも実験室でやるわけには行かないから、相当に時間が掛かるだろう。むしろサイボーグ化の方が早いかもしれない銀河鉄道999のキカイのカラダ、サイボーグ009、例えが古過ぎるか。コンピュータへの記憶の移植、というのもある(「トランセンデンス」など)。

自分の場合、そうまでして永遠に生きたいかと問われれば、興味はある。永遠に生きるためというよりは、技術的な新しさへの興味、アーリーアダプター的な興味だ。だが一旦そうなってしまったら、死ぬことイコール自殺である。自分で自分の死ぬ日を決めなければならない、というのはちょっと怖い。


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